履歴書を侮っていては就職できません
履歴書の書き方について述べます。まず、誤字・脱字に注意しましょう。これは、字の上手い下手を見られるわけでは決してありません。ただ、誠意を持って丁寧に書いているかどうかで、採用担当者の印象が変わるのです。字は、その人の人となりを表すとも言えます。もちろん字に自信が無いからといってパソコンで打ったりするのはいけません。コピーなどして履歴書の使い回しも厳禁です。また、基本的には鉛筆ではなくペンで書きます。そのため間違えたら消しゴムで消せませんので、修正テープを使う人がいます。これもやめましょう。必ず、新しい履歴書に書き直しましょう。次に内容について述べます。まず、経歴ですが、留年や浪人の経験は書いても支障ありません。退学や退職に関しては、前向きな理由が明確に答えられるようにしておくべきです。資格は、応募企業に関する資格だけを記入します。また、今勉強中のものも書いておくといいです。志望動機は、具体的に書くこと。事業内容・仕事内容を理解しているかどうかを見られるので、きちんと理解した上で、自分の持っている能力をどのように発揮できるかをアピールします。一般的なことを書くと、就職できるならどこでもいいと考えている人と思われてしまうので、自分ならではの動機を書くようにします。そうすると興味を持ってもらえます。あくまで履歴書は、一次選考を通過できるかどうかの一書類に過ぎないかもしれませんが、正式書類をきちんと書ける大人かどうかを見極める材料とされるので、侮らずにきちんと書きましょう。